4月30日放送の『ゴッドタン』において、元アイドリングの朝日奈央(あさひなお)が、そのバラエティ能力の高さを発揮して新アシスタントの座を掴み取った。
ゴッドタンでは番組開始以来、松丸友紀アナウンサーが10年以上MCアシスタントを務めてきたが、このたび産休で1年間休養することとなったため、代わりとなるMCアシスタントをオーディションで決定することになった。
朝日奈央は当日の進行役として出演していたのだが、ある事件をきっかけに急遽オーディションを受ける側にされてしまう。ここでは、朝日奈央が代打MCに決定するまでの過程と、その恐るべきバラエティ対応能力について紹介したいと思う。
「やすだ製造機」事件
当日オーディションの進行を行うためのアシスタント(仮)として起用された朝日奈央。
オープニングトークを終え、オーディション参加者を紹介する際に事件は起きた。ただカンペを読むだけの簡単なお仕事だったのだが、なんと「安打(あんだ)製造機」を「やすだ製造機」に読み間違えるという痛恨のミスを犯してしまう。
本人曰く、読みを事前に調べたら「やすだ製造機」だったとのことだが、どう考えてもそんなわけはない。このポカによってアシスタント(仮)は失格となり、急きょ4人目の参加者としてオーディションを受けることとなった。
下ネタもいけるアイドル
朝日奈央も含めた4名でオーディションが始まったのだが、最初の「お題の人物に対してとっさに悪口を言う」というコーナーでは、アイドルとは思えない下ネタを連発。
MCのおぎやはぎ・矢作からは「元アイドリングが言う言葉じゃない」とツッコまれてしまった。
▼お題は「女子アナ」。何故かエロ謎かけを始める朝日奈央。
本人も恥ずかしかったのか、言った後に後悔したような表情をしていたが、ゴッドタンにおいては多少の下ネタは避けて通れないので、代役アピールとしては高評価だったようだ。
変なおじさんのクオリティが高すぎる
その後も審査は進み、最終審査では松丸アナの代名詞ともいえる「変なおじさん」をいかにやりきれるかが試された。ここで他の参加者が恥ずかしがる中、朝日奈央が圧倒的なクオリティを発揮する。
▼変なおじさんダンスを一心不乱に踊る朝日奈央
あまりのやり切りっぷりに、劇団ひとりからは「テレビの前で松丸が悔しがってるよ」と絶賛されたほど。他の参加者を寄せ付けない圧倒的な面白さで、スタジオは爆笑の渦に包まれた。
ちなみにここまでやっておいて、新アシスタントに決まった一番の理由は「無難だから」とのこと。出来レースにも関わらず、きちんとやり切った朝日奈央の凄さを素直に讃えたいと思う。実に良い神回でした。
朝日奈央について
1994年4月21日生まれの23歳。2008年から「アイドリング!!!」のメンバーとして活動していたが、グループの解散に伴って2015年よりソロ活動を始めた。また同年11月にはアイドリング!!!OGによる「メンテナンス」というアイドルグループにも所属している。
性格はポジティブで社交的であり、「日本で最も明るい人」をモットーにしている。最近では、ぷっすまやゴッドタンなどへの出演も見られ、バラエティータレントとして今後の活躍が期待される。