乃木坂46の初代センターを務めた生駒里奈が卒業を発表した。
乃木坂46のメンバーとして活動しております生駒里奈ですが、20枚目のシングルをもって乃木坂46を卒業することとなりました。
引用:乃木坂46公式ページ
まだ卒業時期ははっきりしないが、「20枚目のシングルをもって」ということから、年内での卒業は間違いないだろう。
22歳という年齢がひとつの区切りになったようだが、3期生の加入も後押ししたのかもしれない。
1stシングル「ぐるぐるカーテン」の頃から見てきた身としては、乃木坂46=生駒里奈という認識すらあったので、今回の卒業は何とも寂しい限りだ。
「制服のマネキン」という神曲
生駒ちゃんというと、やはり「制服のマネキン」でのインパクトが凄かった。
曲の良さもさることながら、ダンスの奇抜さが目を惹いた。一見すると不思議な動きだが、見れば見るほど引き込まれていき、気付くとエンドレスリピートしてしまう魅力がある。
1st~3rdシングルまでTHE・アイドルみたいな曲を出し続けていた乃木坂46が、急にダンスミュージックで奇抜な踊りを始めたもんだから当時は驚いた。
しかし、それをきっちり踊りこなす生駒ちゃんを見て、「ああ、この曲はこの子のために作ったんだな」と思った記憶がある。
6thシングル「ガールズルール」からはセンターを譲ったが、1~5作目までセンターを務めた実績は凄まじく、未だに乃木坂のセンターは生駒ちゃんという印象が残っている。
卒業後も芸能活動は継続
センターを退いた後も、乃木坂46の顔として活動してきた生駒ちゃん。
最近ではポケモンやアニメ・漫画関係のひとり仕事も増えてきており、「地球征服するなんて」にも準レギュラーで出演するなど活動の幅を広げている。
そんな中で22歳という年齢を迎え、同世代が大学を卒業して社会人になるタイミングで、卒業という道を選択したのだと思う。年齢的には良いタイミングだと思うし、卒業後も頑張って欲しいと思う。
ただAKB48のセンターとして一時代を築いた前田敦子や大島優子の現在を考えると、芸能活動を続けていくのはなかなか大変だろうなとも思ってしまう。
HKT48の指原莉乃が、これだけテレビに出演していてもグループを辞めないのは、グループの後ろ盾がそれだけ大きいんじゃないかな…と。
もちろん、いつまでもアイドルを続けることは出来ないし、どこかで転身しなければいけないことを考えれば、この卒業が大きな一歩なのは間違いないが。
坂道グループの未来を占う?
今まで坂道グループでの卒業生は何人かいるが、「メインで活動していて、今後も芸能活動を続ける」というのは生駒ちゃんが初めてだろう。
生駒ちゃんの卒業後の芸能活動が上手くいくかどうかは、他の坂道メンバーにも大きな影響を与えるはずだ。
舞台女優を目指す生田絵梨花や、モデルとして活躍する白石麻衣など、乃木坂46を卒業しそうなメンバーはまだまだいる。もちろん欅坂46のメンバーだっていずれは卒業する。
そうなった時に、卒業後も活躍できるのか?のひとつの答えを生駒ちゃんが握っている。
「乃木坂46の」が無くなった生駒ちゃんが、今後どんな活躍を見せてくれるのか期待したい。