【感想】欅坂46の「不協和音」は神曲になりえるか?

欅坂46 4thシングル「不協和音」

欅坂46の4thシングル「不協和音(ふきょうわおん)」が2017年4月6日に発売される。

それに先立ち3月18日にラジオ番組「こちら有楽町星空放送局」で曲の音源が、3月23日にYoutubeで公式MVが先行配信された。

ここでは新曲「不協和音」について、音源→MVの順に視聴した感想を述べてみたい。

曲自体が不協和音?

最初にラジオで音源を聞いたときの感想は「微妙な曲だな…」というものであった。

音源の問題もあるが、バックで流れる電子音がうるさく、サビでの合いの手にも違和感があって、全体として聞き心地の悪い曲に感じた。

初見ではメンバーの歌声(歌詞)も聞きづらく、

もしやこの曲自体が不協和音なのか?

と思ってしまったほど。

欅坂46の中では「世界には愛しかない」や「二人セゾン」のような伸びやかな曲が好きだったので、「不協和音」はどこか単調なクラブミュージックの様に聞こえてしまい、曲としての良さはあまり感じられなかった。

音源で変わる印象

その後、ラジオ音源を録音してイヤホンで改めて聞いてみることに。

バックミュージックがうるさかったので、再生機器の設定でボーカル音量UP&低音強調にしたところ、曲がかなり聞きやすくなり、ある程度歌詞も入ってくるようになった。(※MVではこの点は改善されている)

悪くないかも?

2回目以降、ひたすらループ再生で聞いているうちに「こんな曲が欅坂46にあっても良いかも」という印象へと変わった。確かにこれまでの3曲とは曲調も異なり、ライブで盛り上がりそうな曲だ。

メンバーの声質と歌唱力不足

ただ残念なことに、どうしても曲が単調に聞こえてしまう。おそらく原因はメンバーの声質と歌唱力不足にあるだろう。

欅坂46の軽やかな声質は、「不協和音」のような重い曲には少し軽すぎる気がする。また、曲のテンポが速く刻む感じなので、それに追っ付けようとしてフレーズがどんどん流れてしまっている。

こうなると、どうしても歌詞がお経のように聞こえてしまい、楽曲の良さを殺してしまいがちだ。歌詞が耳に入ってこなかったのも、こうしたことが一因としてあるのかもしれない。

そもそも曲調がメンバーの声質と合っていないのだが、それを補うだけの歌唱力(アクセントの位置やフレーズの繋がりの意識)も不足しているため、結果的に抑揚のない単調な曲に聞こえてしまったのだと思う。

今後、歌い慣れていくことでどんどん良くなっていく可能性はあるが、現状では「神曲」と呼べるラインには無いだろう。

高難度のダンスナンバー

ミュージックビデオ(MV)を見た感想としては、「ダンス難しすぎ」の一言に尽きる。

特に胸のアイソレーション(胸を突き出す動き)なんかはカッコよく見せるのが相当難しく、胸じゃなくてお腹を突き出してしまっているメンバーも多かった。

このレベルのダンスをやるならE-girlsぐらいのダンススキルが欲しいところだが、現状の欅坂46メンバーには難易度が高すぎたような気がする…。

おそらく歌唱力とダンス力に磨きがかかれば、「不協和音」はめちゃくちゃカッコいい曲になると思うのだが、デビューから1年しか経っていない彼女たちには少し荷が重かったように思う。

今後のメンバーの成長と共に、いつの日か「不協和音は神曲」と言える日が来ることに期待したい。

フロントメンバーが映らない?

少し気になったのが、MV中のメンバーの映る回数だ。

今回フロントに選ばれたのは「平手、長濱、菅井、上村、織田、長沢、米谷」の7名だが、織田と長沢の2名についてはアップで映るシーンが極端に少なく感じた。

逆に3列目メンバーや2列目の守屋茜が頻繁に映るなど、今回のMVの編集にはかなり偏りがあったように思う。ダンスが高難度だっただけに、よく踊れているメンバーを映したというのならわかるのだが、登場するアップシーンは別撮りのポーズばかり。

正直、前回の「二人セゾン」でフロントメンバーの映り方が良かっただけに、今回のMVはちょっと可哀想な気がしてならない。

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