人気アイドルグループ欅坂46で、最年少センターを務める平手友梨奈。
デビュー8か月目にして紅白歌合戦への最速出場を果たしたグループにおいて、4作連続でセンターを務める彼女の存在は大きい。
メンバー最年少であるにもかかわらず、その圧倒的存在感でファンを惹きつけて止まない彼女だが、「運営のゴリ押しだ!」という心無い言葉が聞かれる場面も見受けられる。
実を言うと、私もビジュアルは好みではなかったので、第一印象ではそれほど惹かれるものがなかった。しかし、楽曲やメディアで欅坂46のことを知れば知るほど、平手友梨奈の凄さを実感し、魅了されていく自分がいた。
ここでは、そんな彼女の魅力について語ってみたい。
平手友梨奈のプロフィール
平手友梨奈(ひらてゆりな)
愛称:てち、平手ちゃん
生年月日:2001年6月25日
出身地:愛知
血液型:O型
若干14歳の中学3年生でデビューした彼女は、1stシングル「サイレントマジョリティー」から4作連続でセンターを務め、欅坂46の中心メンバーとして圧倒的な存在感を放っている。
「AKB48は前田敦子のためにある」と言われたが、まさに「欅坂46は平手友梨奈のためにある」を地で行くような活躍ぶりだ。
ファンの間では「てち」と呼ばれることが多く、番組やブログなどで見せる愛くるしい表情ともよくマッチしている。
匂いフェチであることも有名で、冠番組「欅って、書けない?」では、他のメンバーにイジられて恥ずかしがる可愛らしい姿を見せた。
圧倒的表現力を持つセンター
平手友梨奈がただのゴリ押しセンターでないことは、欅坂46のミュージックビデオを見ているとよくわかる。
表情とダンスから醸し出されるその表現力は他のメンバーと一線を画しており、センターであることを差し引いても一際目を引く存在だろう。
3rdシングル「二人セゾン」における彼女のセンスの飛び抜け方は異常だ。
場面に応じて移り変わる表情しかり、最大の見せ場であるソロダンスしかり、欅坂46のセンターは彼女しかいないと強く思わされる。
誰しもを魅了する表情
普段はまだあどけなさの残る彼女だが、曲に入ると途端に表情が一変するのがまた凄い。特に曲や歌詞に合わせて表情を変えられるのは、アイドルとしては欠かせない才能だろう。
これが全て同一人物、しかも中学生の魅せる表情に見えるだろうか?
平手友梨奈の表現力には底が無く、見れば見るほど惹かれていってしまうこと間違いなしだ。
何事にも全力投球
楽曲におけるパフォーマンスの高さについては前項で述べた通りだが、バラエティにおいても全力投球なところは非常に好感が持てる。
例えば2016年8月23日放送の「KEYABINGO!」では、ぶりっ子キャラに挑戦した平手友梨奈の全力っぷりが垣間見える。
ほっぺを膨らませての「おこだお」は強烈。
まさに
状態で、アイドルらしさに対する期待を平気で越えてくるから恐ろしい。
クールな楽曲が多い欅坂46においては、バラエティで見せる表情とのギャップが大きく、これを見ることで益々ハマっていく人も多い。
最年少とは思えぬ意識の高さ
ここまでだけでも、個のパフォーマンスとしてセンターを張るには十分なレベルだと思うが、平手友梨奈の凄いところはその意識の高さにもある。
メンバー内で最年少の彼女だが、楽曲や活動に対する真摯な姿勢は至る所で見受けられる。
例えばサプライズライブのリハーサル時には、メンバーへの指示出しを積極的に行う姿が見られた。
また、後輩である「ひらがなけやき」の単独ライブでは、忙しいスケジュールの合間をぬってダンスを教えるなど後輩指導にも余念がない。
「真摯な姿勢があるからこそ、高いパフォーマンスを発揮できる」
至極当然なことではあるが、これを最年少の中学生が自覚できているというのは、とてつもないことだと思う。ここに、平手友梨奈の真価があるような気がしてならない。
おわりに
今後ますます人気が出るであろう欅坂46。その中で平手友梨奈がセンターを務めていることは、もはや「必然」と言って差支えない。
まだ「ただのゴリ押しだ!」と思っている人が居るとしたら、それは私の文章力が足りなかったせいであり、大いに反省すべき点である。
最近ではメディアへの露出が増えたことで、センターとしての苦悩や重圧も増しているようだが、そこに立ち向かう彼女の姿には感動すら覚える。
欅坂46の人気が高まるにつれて、さらなる困難にぶち当たることもあるだろうが、「平手友梨奈」のサクセスストーリーを最後まで見守っていきたいと思う。